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Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア
ODBC Sybase ASE Driver Setup Dialog : Performance タブ
ODBC Sybase ASE Driver Setup ダイアログボックスの Performance タブでは、新規または既存のSybase ASE データソースに対するオプション設定を行う事ができます。
Select Method： 0 または 1 を指定。Select ステートメントでのカーソル使用を制御します。もし デフォルトの 0 に設定された場合、カーソルが使用されます。1 に設定された場合、Selectステートメントが直接実行されます。1 を設定するとデータソースに対しアクティブなステートメントの数は 1 に制限されます。
Prepare Method： 0, 1, 2, または 3 を指定。SQLPrepare が呼ばれた場合にストアドプロシージャが作成されるか否かを制御します。
0 に設定された場合、ストアドプロシージャはSQLPrepareが呼ばれる度に生成されます。この設定ではパラメータの無いステートメントを処理する場合、性能の劣化をもたらします。
1 （初期デフォルト）に設定された場合、ドライバはステートメントにパラメータが含まれる場合のみストアドプロシージャを作成します。パラメータがない場合はステートメントはキャッシュされ、SQLExecuteで直接実行されます。
2 に設定された場合、ストアドプロシージャは作成されません。ドライバはステートメントをキャッシュしSQLExecuteで直接実行します。構文エラー等はSQLExecute実行時に報告されます。
3 に設定された場合、ストアドプロシージャは作成されません。構文エラー等はSQLExecute時でなくSQLPrepare時に報告される以外は値 2 と同一です。エラーをSQLPrepareで取得したい場合にこの値を使用します。
Fetch Array Size： フェッチ時にドライバが取得するローの数を指定します。これはユーザに返すローの数とは異なります。デフォルトは 50 ローです。
Packet Size： 値は -1, 0, または x を指定。データベースサーバからクライアントへ転送されるネットワークパケットのバイト数を指定。この属性を適切に設定することで性能が向上します。
-1 に設定した場合、ドライバは最初に接続したデータソースの最大パケットサイズを計算し、システム情報に保存します。
デフォルトの 0 に設定した場合、ドライバは Sybase サーバの構成で指定されたデフォルトパケットサイズを使用します。
x （1 から 1024 までの整数）に設定された場合、ドライバはパケットサイズを x * 512 バイトで計算します。例えば、 "6" の場合、パケットサイズは 6 * 512 バイト (3072 バイト) となります。
この接続属性を活用するには、Sybaseサーバの maximum network packet size 値をこの PacketSize 値より大きいか等しい値に設定しなければなりません。例えば：
sp_configure "maximum network packet size", 5120
reconfigure
Restart Sybase Server
注： ODBC の仕様には、同様の機能を持つ SQL_PACKET_SIZE オプションがあります。この属性と ODBC 接続オプション両方を設定するアプリケーションでの衝突を防ぐため、両者は相互排他的に定義されます。もし PacketSize を設定した状態でSQL_PACKET_SIZE が呼ばれると、"Driver Not Capable" というメッセージが出力されます。もしPacketSize を設定していなければ、ドライバはアプリケーションの SQL_PACKET_SIZE の呼出しを受け付けます。
Connection Cache Size： 接続キャッシュが保持するコネクションの数を指定します。デフォルトの値は 1 です。接続キャッシュを設定するには、Select Method オプションを 1 （ダイレクト）に設定する必要があります。コネクションキャッシュの数を増加させると、特定のアプリケーションの性能を向上させることができますが、データベース側により多くのリソースが必要となります。
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