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System 11 ODBC ドライバ
ODBC DSNの構成
ASE 11.x バージョン向け ODBC ドライバには分かり易い名前はありません。'Sybase System 11.'と呼ばれています。このドライバは Open Client 10.x 、11.1.1、SQL Server 10.x、ASE 11.5、ASE 11.9.2 および ASE 12.0 と互換性があります。.
このドライバはSybase Open Client プロトコルと共にODBC接続を実現しています。それ故、ODBC DSN 定義のサーバ名フィールドに指定するASE サーバの名前は sql.ini ファイルにOpen Client として定義されたものと同じものを指定しなければなりません。下の図ではGeneral タブを示しています。
この情報に含まれているのは以下の通りです:
Data Source Name = ASE ODBC DSN に割り当てた任意の名前。これは必須 フィールドです。
Description = このDSNの説明。オプションフィールドです。
Server Name = sql.ini ファイルにOpen Clientとして定義されたものと同じASE のサーバ名。これは 必須 フィールドです。
Database Name = ODBC DSN で接続する対象の ASE データベースの名前(図では空白)。これはオプションフィールドです。もしデータベース名を空白にすると、ドライバはデフォルトのマスタデータベースに接続します。
Testing the Connection
Sybase System 11 ドライバ構成では、接続テスト機能は提供されていません。このドライバで定義されたODBC DSNを試験するには、ODBC アプリケーションで行う必要があります。Microsoft SDKで提供される ODBC Test を使うとASE への接続の確認を行う事ができます。