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ODBC Sybase ASA Driver Setup Dialog: ODBC タブ
以下にドライバ構成のODBC タブを示します。ここに構成対象のODBC データソース (DSN) の名前が示されます。このタブにはTest Connection ボタンも存在します。このボタンにより、DSNの構成を終了してドライバ構成ユーティリティを終了させる前に、ASA への接続をテストすることができます。以下の画面では ASA ネットワークサーバのインストールと共に作成された 0ASA ODBC DSN の例を表示します。.
- Data source name ボックスで、この ODBC データソース名を識別する名前を指定します。ここには分かり易い名前 (空白の使用は不可) を使用することができます が、接続文字列でこの名前を入力するため出来るだけ短い名前の使用を推奨します。
- Description ボックスでは、データソースの説明を入力できます。この説明はユーザが利用可能なデータソース一覧の中からこのデータソースを見つけ出すのに役立ちます。これはオプション項目です。
- Isolation level ボックス このデータソースの初期の分離レベルを数値で入力します。
- 0 これは read uncommitted 分離レベルと呼ばれます。これはデフォルトの分離レベルです。これは最高の同期性を提供しますが、結果セットには Dirty reads, non-repeatable reads, および phantom ローの現象が発生する可能性があります。
- 1 これは read committed レベルとも呼ばれます。これはレベル 0 よりも同期性が低くなりますが、レベル 0 で発生する非整合性を抑止する事ができます。 Non-repeatable ロー および phantom ローの発生の可能性はありますが、dirty reads は防止できます。
- 2 これは repeatable read レベルと呼ばれます。Phantom ローが発生する可能性があります。Dirty reads および non-repeatable ローは発生しません。
- 3 これは serializable レベルと呼ばれます。 このレベルでは最も低い同期性を提供する、最も厳密な分離レベルです。Dirty reads, non-repeatable reads, および phantom ローは発生しません。.
- もし、Microsoft applications (Keys in SQLStatistics) チェックボックスが選択された場合、SQLStatistics 関数は外部キーを返します。 ODBC の仕様では SQLStatistics はプライマリおよび外部キーを返しません。しかしながら、いくつかの Microsoft アプリケーション (Visual Basic や Access) は SQLStatistics でプライマリおよび外部キーが返される事を期待します。
- もし、Delphi applications チェックボックスが選択された場合、データソースを生成するアプリケーションの作成にBorland Delphi アプリケーションの開発ツールが使用されます。
このオプションが選択された場合、2つのブックマーク (ひとつは前方フェッチ、他方は後方フェッチ用) の代わりに、1 つのブックマークが各ローに割り当てられられます。
Delphi はひとつのローに複数のブックマーク値を扱うことはできません。もし、このオプションがクリアされた場合、ブックマーク値を取得する為にカーソルの先頭から該当のローまでの移動が発生するためスクローラブルカーソルのパフォーマンスに影響があります。
バージョン 8.0 およびそれ以降では以前のバージョンより幅広いフェッチ warning を出力します。以前のバージョンで稼働していたアプリケーションの場合、このオプションを選択しフェッチ warning が適切に処理されるようにすることができます。
- Prevent driver not capable errors Adaptive Server Anywhere ODBC ドライバは修飾子をサポートしないため、Driver not capable error を出力します。いくつかのODBC アプリケーションではこのエラーを適切に処理できない事があります。このオプションを選択してこのエラー発生を抑止し、アプリケーションが適切に動作するようにすることができます。
- Delay AutoCommit until statement close このオプションを選択することで、ステートメントをクローズするまでコミット操作を遅延させることができます。
- Describe Cursor Behavior プロシージャ実行時にカーソルが再分析される頻度を指定します。デフォルト設定は If Required です。
- Never このオプションはカーソルの再分析が必要ない場合に選択します。カーソルの再分析はリソースを使用し性能を低下させます。
- If required このオプションを選択した場合、ODBC ドライバはカーソルを再分析する必要があるかを判断します。プロシージャ内に RESULT 句があると、ODBC アプリケーションはカーソルオープン後に結果セットの再分析を行いません。これはデフォルトです。
- Always カーソルはオープン毎に再分析されます。もし、Transact-SQL プロシージャや複数の結果セットを返すプロシージャを使用している場合、カーソルのオープン毎に再分析を行わなければなりません。
- Translator ANSI と OEM コードページ間の変換を行います。多くのデータベースでは ODBC ドライバマネージャが自動的にクライアントとデータベースの文字セット間の変換を行うため、翻訳の必要はありません。もし、お使いのデータベースが ANSI コードページ (デフォルト) の場合は、translator を選択してはいけません。
もし translator が必要である場合、Select をクリックしインストールされた translator の一覧から該当の translator を選択します。