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Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア

Sybase ASE の歴史

Sybase Adaptive Server Enterprise は Sybase により製造販売された最初のリレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) である、Sybase SQL Server として誕生しました。

1987年にUNIXプラットフォーム向けに開発された後、1988年にPC向けの SQL Server for OS/2 がSybase、Microsoft および Ashton-Tateにより共同開発されました。その後 Ashton-Tate はプロジェクトに興味を失い、SQL Server のMicrosoft Windows NTへのポーティング後にはMicrosoft が主なパートナーとなりました。数年間、Microsoft は Sybase のディストリビュータとなり、OS/2およびWindows NT向けにSybase 製品をMicrosoft SQL Server の 名前で 再販しました。

バージョン4.21のリリース以降、Microsoft と Sybase は製品を共同で販売とサポートを行いました。1993年に Microsoft と Sybaseの間の共同開発ライセンス契約が満了し、両社の共同作業は終了しました。Microsoft がSybase SQL Server のソースコードのコピーを購入後、両社は競合会社として個別に製品の開発を継続することになりました。

Microsoft は製品の使いやすさとウィンドウズとの親和性に重点を置き、Sybase は製品の性能と信頼性を最大化し、ハイエンドハードウェアでの稼働にフォーカスする様になりました。

1995年に Sybase は SQL Server 11.0 をリリースし、1997年にはバージョン 11.5 をリリースしました。以降のリリースから、Sybase は Microsoft SQL Server と差別化するために製品名を Adaptive Server Enterprise (ASE) に変更しました。しかしながら、両製品は共通のバックグラウンドを持つため、最近のバージョンの ASE と Microsoft SQL Server はいまだ多くの類似点を持っています。例えば、ASE および Microsoft SQL Server はとても良く似た (同一ではないが) "Transact-SQL" と呼ばれるSQL 実装があります。

Sybase SQL Server は実世界のワークロードを処理できる最初の現実的なクライアントサーバ型RDBMSでした。 更に、Sybase SQL Server はストアドプロシージャ、トリガ、そしてコストベースのクエリ最適化をサポートした初めて商用で成功したRDBMSです。

最も最近の ASE リリースは ASE 12.5.1 であり、2003年10月にリリースされました。主要なUnix、Linux、および Windows NT/2000、Mac OS Xで稼働します。


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