Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア

ODBC Sybase ASA Driver Setup Dialog: Database タブ

左から３番目のタブは Database タブです。もしASAをインストールしたマシンでODBC DSNを構成する場合、以下の画面の通りにサーバファイルとデータベースファイルの名前と場所を指定する必要があります。この画面では接続または切断時にデータベースを起動または停止するかの設定ができます。これはASA DSN を構成し使用する際には、留意しておかなければならない事柄です。

ODBC Configuration ダイアログの Database タブは以下の構成要素があります：

Server name Adaptive Server Anywhere パーソナルサーバまたはネットワークサーバの名前を入力。例えば、asademo。もしネットワークサーバに接続する場合には名前を指定しなければなりません。.

デフォルトのローカルパーソナルサーバへ接続する場合、またはローカルマシンのデータベースファイルからデータベースサーバを起動する場合にはサーバ名を入力しません。デフォルトのパーソナルサーバがなくサーバ名を省略した場合、接続は失敗します。

Start line start line はパーソナルデータベースサーバやネットワークサーバを起動するコマンドです。現在起動していないローカルのデータベースサーバをパラメータを指定して起動したい場合に使用します。サーバのフルパス名を指定する必要があります。例えば、パーソナルデータベースサーバを起動するには、c:\Program Files\Sybase\SQL Anywhere 9\win32\dbeng9.exeを入力します。

Start Line フィールドにはオプション項目を設定できます。start line とオプションは必要な時に使用します。

サーバのアドバンスト機能の使用

通信パラメータの制御

診断やトラブルシュート用メッセージの出力

権限の設定

データベースパラメータの設定 (暗号化を含む)

Database name サーバで稼働する各データベースはデータベース名で識別されます。接続対象のデータベース名を入力。

Database file 現在稼働していない接続対象データベースのファイル名を指定。データベースファイルの名前をフルパスで指定することを推奨。例えば、C:\sample.db。またはサーバの作業ディレクトリの相対パスのファイル名を指定。

Browse Browse をクリックし、ディレクトリからデータベースファイルを選択します。

Encryption key もしデータベースが暗号化されている場合、データベース起動する時にはいつもキーを指定しなければなりません。

もしデータベースが AES や MDSR で強力に暗号化されている場合、データベースに接続するにはここにキーを設定する必要があります。

Start Line フィールドに暗号化オプションを指定することもできます。

Start database automatically このオプションを選択すると、接続前に指定されたデータベースファイルでデータベースが起動されます。

起動中のデータベースのみに接続したい場合には、この Start Database Automatically オプションはクリアしておく必要があります。

Stop database after last disconnect このオプションを選択すると、最後のユーザが切断した後データベースを自動的にシャットダウンします。