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Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア

検査式がNULLか否かによってひとつの式を返す

この章は様々なデータベースでの、特定の検査式の結果がNULLかNOT NULLかによってひとつ又は二つの式を返す関数およびSQLWaysによる変換について記述します。

メモ:これらの関数は最初のNULLでない値を返すISNULLやCOALESE等の関数とは異なります。

TABLE 68. 検査式がNULLか否かによってひとつの式を返す
データベース
構文
説明
Oracle
NVL2 (exp1, exp2, exp3)
NVL2は指定した式がNULLかNOT NULLかによって返す値を決めることができます。
 
もし、exp1 が NULL値である場合、exp2 の値が返されます。もし、exp1 がNULLでない場合、exp3の値が返されます。引数 exp1 は任意のデータ型が可能です
 
もし、exp2 と exp3 のデータ型が異なる場合、Oracle は比較実行前に exp3 を exp2 と同じデータ型に変換します。但し exp3 が NULL 定数である場合を除きます
 
返されるデータ型は exp2 のデータ型と常に同じです。ただし、exp2 が文字データの場合はVARCHAR2 データ型で返されます。
Sybase Adaptive Server Anywhere
IFNULL (exp1, exp2 [,exp3])
IFNULLは指定された式がNULL か NOT NULL かによって返す値を決めることができます。
 
もし、exp1 が NULL値である場合、exp2 の値が返されます。もし、exp1 が NULLでない場合、exp3 の値が返されます。もし、exp1 がNULLでなく、かつ exp3 が存在しない場合、NULL が返されます。
Microsoft SQL Server
-
非サポート


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