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Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア

ASCII コードを文字に変換

このサブセクションでは様々なデータベースでの整数のASCIIコードを文字に変換する関数について記述します。

TABLE 54. ASCII コードを文字に変換
データベース
構文
説明
Oracle
CHR ( exp1 [USING 
NCHAR_CS]) 
データベース文字セットまたは各国語文字セットいずれかでexp1 と等しい2進数値を持つ文字を返します。
 
もし USING NCHAR_CS が指定されなければ、この関数は データベース文字セットの中のexp1と等しい2進数値を持つ文字を VARCHAR2 値として返します。
 
もしUSING NCHAR_CSが指定された場合、この関数は各国語文字セットの中のexp1と等しい2進数値を持つ文字を NVARCHAR2 値として返します。
Microsoft SQL Server
CHAR (exp1) 
整数のASCIIコードを文字に変換する文字関数
 
返されるデータ型 - char(1).
 
exp1 - は 0から255の間の整数。もし整数式が範囲外ならばNULLを返します。
 
CHARは文字列に制御文字を挿入するために使われます。表にはいくつかのよく使用される制御文字が示されています。
MySQL
CHAR(exp1 [,expN]...) 
引数を整数として解釈し、それら整数のASCIIコード値に対応する文字で作られた文字列を返します。
IBM DB2
CHR (exp1) 
引数で指定されたASCIIコード値を持つ文字を返します。
 
引数はINTEGERまたはSMALLINTです。引数の値は0から255の間の値でなければなりません。範囲外の値の場合はNULLが返されます。
 
関数の結果はCHAR(1)です。結果がNULLとなる場合があります。引数がNULLなら結果もNULL値となります。
 
Sybase Adaptive Server Anywhere
CHAR (exp1) 
数値のASCII値に対応する文字を返します。
 
exp1 - はASCII文字に変換される数値です。数値は0から255の間の値でなければなりません。
 
CHARは整数式が255より大きいかゼロより小さい値の場合にNULLを返します。
Sybase Adaptive Server Enterprise
CHAR (exp1) 
整数値と等しい文字を返します。
 
exp1 - は全ての整数値(tinyint、smallint、または int) のカラム名、変数、および定数のいずれか
式は0から255の間の値
 
� CHAR, 文字関数はシングルバイト整数値を文字値へ変換します (char は ascii の逆として使用されます)
� CHAR はcharデータ型を返します。もし結果の値がマルチバイト文字の先頭バイトの値であった場合、文字は不定となります。
� もし char_expr がNULLならば、NULLを返します
 
charによる出力書式の再設定
� 文字の連結とcharによるタブや改行表現を使用し出力書式の再設定を行うことができます。char(10)は復帰文字、char89)はタブに変換されます。
 


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