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Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア

COMMIT ステートメント

COMMITステートメントを使って明示的にトランザクションを終了させることができます。COMMITステートメントはトランザクションでの全ての変更をデータベースに永続的に反映するのに使用されます。COMMITはロック等の全ての使用リソースを解放しトランザクションを終了するのに使われます。

TABLE 49. COMMIT ステートメント
データベース
構文
説明
Microsoft SQL Server
COMMIT [ TRAN [ SACTION ]               
[ transaction_name | 
@tran_name_variable ] ] 
成功した暗黙的なまたは明示的なトランザクションを終了させます。もしCOMMITがトランザクション名または変数付きで定義された場合、Microsoft SQL Server はユーザ定義トランザクションを終了させます。
もし @@TRANCOUNT が1であれば、COMMIT TRANSACTIONはトランザクション開始以来行われた全てのデータ変更を永続的に反映し @@TRANCOUNT を0に減算します。もし @@TRANCOUNT が1より大きい場合、COMMIT TRANSACTIONの実行により @@TRANCOUNT は1だけ減算されます。
ネストされたトランザクションでCOMMITが行われた場合、内側のトランザクションのみをコミットするだけでリソースの解放や変更の永続化は行われません。データ変更の永続化やリソースの解放は外側のトランザクションのコミットによってのみ行われます。@@TRANCOUNTが1より大きい時に実行される各COMMIT TRANSACTIONでは単に@@TRANCOUNTの1減算が行われるのみです。@@TRANCOUNTがついに0になった時に、全ての外側のトランザクションがコミットされたことになります。SQL Serverではtransaction_nameが無視されるため、未完了の内側のトランザクションがある場合に外側のトランザクションの名前を指定したCOMMIT TRANSACTIONが発行されても @@TRANCOUNTの1減算が行われるだけになります。
Oracle
COMMIT [WORK] 
[COMMENT 'text'] 
COMMITステートメントは明示的に現在のトランザクションで行われたデータベース変更を永続化させます。
COMMITキーワードには現在のトランザクションに関連するコメントを付与することができます。コメントは特に分散トランザクションにおいてよく使用されます。テキストは引用符で囲まれた50字を超えない文字列です。
 


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