|
Ispirer SQLWays データベース移行ソフトウェア
Oracle %ROWTYPE を MySQLへ変換
Oracle の%ROWTYPE 属性はデータベースのテーブルのローを表すレコードタイプを提供します。もし %ROWTYPE を使用していれば、テーブルのカラムのデータ型やカラムの数が変更されてもアプリケーションコードはそのままで最新のカラムおよび型情報が使用されます。これによりアプリケーションからのデータの独立性が実現され、アプリケーションのコードの保守性を高めます。
MySQL には Oracle の%ROWTYPE と同等の機能はなく、全てのカラムに対して変数を宣言しなければなりません。
SQLWays は Oracle の %ROWTYPE 属性を使用した変数宣言を、MySQLではテーブルのカラムと同じ名前と型を持つ変数宣言のリストに変換します。
プロシージャ本体でレコードのフィールドを参照する変数が存在する場合、SQLWaysはそれを適切な変数に変換します。もしプロシージャ本体で %ROWTYPEを使った変数への代入ステートメントが存在する場合、SQLWaysは各変数への代入ステートメントのリストへ変換します。
変換例:
テーブル ora_rt は2つのカラムが存在します: NUMBER(10) のID および VARCHAR2(10) の Name
注記: テーブル ora_rtには、 2つのカラムが存在します: NUMBER(10) の ID および VARCHAR2(10) のName